台湾の中国語の勉強方法『台湾華語の勉強法』を解説します【独学でも続けやすい】

どうも、台湾華語を勉強しはじめて2年目のおっくんです。

「台湾華語のおすすめの勉強方法が知りたい!」「台湾華語を話せるようになりたい」「何から勉強をしたらいいの?」と思っているなら、これから紹介する方法を実践してみてください。

この記事では、台湾の公用語である中国語(台湾華語)の基本の仕組みや何から勉強していけばいいかの流れ、独学でも続けやすい勉強の方法を紹介しているので、最後まで見ていただければと思います。

まず台湾華語について軽く解説していきます。「台湾華語って何?」「台湾だから台湾語?」「中国語とどこが違うの?」など、色々な疑問があるかもしれません。

台湾の公用語は中国語です。台湾では「国語」といい、対外的には台湾華語またはマンダリンと呼んでいます。ですが、実際に台湾に旅行に行くと、中国語以外の言語も聞こえてきます。

例えば、台湾の地下鉄(MRT)に乗ると、駅名の機内アナウンスでは、まず中国語、続いて台湾語、そして客家語、最後に英語の4つの言語が使われています。また一部駅では日本語のアナウンスもあります。

①国語
②台湾語
③客家語
④英語

【言葉】台湾は何語を話す?旅行で役立つ挨拶から便利な翻訳アプリを紹介

続いては、台湾華語(台湾の中国語)の基本の仕組みを紹介します。

台湾華語の勉強は何から始めたらいい?基本の仕組みを解説!

まず、冒頭で台湾で使われている言語について紹介しましたね。
続いては台湾華語(台湾の中国語)の勉強は、何からはじめたらいいかを解説していきます。

一番大切なのは発音

台湾華語の勉強で一番大切なことは発音です。まずは発音の練習からはじめましょう。

「いやいや、そんなのいいから旅行で使えるフレーズとか覚えたい!」
と思う気持ちはわかりますが…

ですが、中国語には日本語にはない発音があります。発音が間違っていると、ぜんぜん相手に伝わらないので、遠回りだと感じるかもしれまんが、最初はしっかりと発音練習することがオススメです。

発音練習は退屈で面白くないですが、発音練習をしっかりすることで、伝わる中国語が話せます。

私は、1年ほどオンラインで台湾人の先生にみっちりと教えてもらった経験があります。はじめたときは、発音練習が大の苦手でした。発音練習はさっさとスキップしたい!と思ってました。

でも、毎回のレッスンで発音練習があったので、いやいやながらも続けて練習することで、発音の基礎がしっかり身につきました。その結果、中国語の発音が上手い!と台湾の人に褒められるようになったんです。

褒められると、やっぱりモチベーションがあがります(笑)
もっと上手になりたいと思うし、勉強も好きになっていきますからね。

発音とともに、大事なのが声調

発音とともに、大事なのが声調です。
中国語には音の上がり下がりの声調あり、声調が違うとまったく違う意味になってしまいます。

発音も難しいですが、声調も難しいです。
というか、成長は日本語にはないので、頭がこんがらがります。

これも、はじめは退屈です。しかし続けていくことで、相手にしっかり伝わるようになります。ですので、はじめからしっかり身につけていくといいです。

台湾華語のおすすめの勉強方法は?独学でも続けやすい仕組みの作り方

発音や声調が大切!というのがわかりましたね。
続いては台湾華語(台湾の中国語)のおすすめの勉強法方法です。

独学でも続けやすい仕組みの作り方を紹介します。

よく使う基本単語を覚えて、とにかく使ってみよう

まずは基本となる単語を覚えましょう。そしてとにかく口に出してみます。

たくさんの単語を覚える必要はありません。まずは基本単語である数字を覚えましょう。

基本中の基本ですが、数字を覚えておけば、買い物や会話でかなり役立ちます。

数字の言い方
数字の表記は中国語も日本語も同じです。カタカナ表記、ピンイン表記と合わせて表記しています。

一(Yī)
イー
二(Èr)
アー
三(Sān)
サン
四(Sì )
スー
五(Wǔ)
ウー
六(Liù)
リョウ
七(Qī)
チー
八(Bā)
バー
九(Jiǔ)
ジョウ
十(Shí)
シー

追記:個人的によかった数字の覚え方。

毎日やってる習慣ってありますよね?たとえば歯磨きをする。顔を洗うなど、この習慣にプラスして、新しい習慣を取り入れてみましょう。
歯磨きをしながら、中国語の数字をカウントしたり、声に出して練習してみる。これ、毎朝やってました。
一、二、三、四、五、六、七、八、九、十・・・
あとは、ジムで運動してる人であれば、周りの人が少なければ、小さい声でぶつぶつとひとり言で数字をカウントするのもいいですよ。
ランニング中やトレーニング中に中国語をカウントしてみるのもいいでしょう。
こうやって生活の中で、中国語の練習をとりいれてみるのです。
はじめはぎこちなくても大丈夫です。習慣化する仕組みを作れば、続けやすくなります。

はじめは一から十までを何度も繰り返します。

一、二、三、四、五、六、七、八、九、十・・・

一、二、三、四、五、六、七、八、九、十・・・
一、二、三、四、五、六、七、八、九、十・・・慣れてきたら続きの十一から二十までカウントしていきます。
これを続けていけば、口も慣れてくるので100までカウントすることができますよ。

身の回りのモノを中国語にしてみよう

基本の数字を覚えたら、次は身の回りのモノを中国語でどう言うのか、調べて口に出していきましょう。

電視 Diànshì(テレビ)
桌子 Zhuōzi(机)
杯子 Bēizi(コップ)
茶 Chá(お茶)
書 Shū(本)

口に出すことで、少しずつ中国語に慣れていきます。
新しい単語を覚えたら、すぐに使ってみよう!

繰り返して使っていくうちに、発音も上達していきます。
言語学習は、インプットよりもアウトプットを意識しましょう。

アウトプットでおすすめなのは、ひとりごとです。
ひとりごとで中国語を話してみることをおすすめします。

ひとりごとで中国語を話すのがオススメ

知っている単語や身の回りの物を中国語にするのは、繰り返していけばスムーズに言えるようになります。でも、いざ自分の考えていることを話そうとおもったら話せない…なんてことはよくあります。

そんな時にオススメなのが、ひとりごとです。
今知っている単語を使って今考えていることを口に出してみましょう。

話す力は練習することで身につきます。ひとりごとなら、相手の反応なども気にせず、間違えても何度も言い換えることができます。

子どもの頃たくさん日本語を間違えながら少しずつ覚えていったように、中国語もまちがえていいので、失敗をおそれず口に出す練習を続けてみてください。

ひとりごとで練習すれば、話す力は身に付けられます。

ひとりごと中国語のメリット

ひとりごと中国語のメリットです。

1.すぐにはじめられる
2.アウトプットがたくさんできる
3.瞬発力がつく

1.すぐにはじめられる

ひとりごと中国語は、今すぐ始められる点が大きなメリットです。

自分ひとりでできるので、忙しい人でもすぐに始めることができます。
誰かと言語交換したり、中国語の先生に教えてもらう場合、時間や予定をあわせたりお金も必要になってきます。

誰かと会話するときは、失敗したら恥ずかしいという気持ちもでてくるので、なかなか思うように話ができない…なんてデメリットがあります。

ひとりごとは、他の中国語の勉強と比べると、自分ひとりで始められる点が大きなメリットですね。

2.アウトプットがたくさんできる

中国語をしゃべれない最大の理由は、アウトプットの量が足りないからです。
たくさん単語や文法を覚えても、アウトプットしなければしゃべることはできません。

どうやって話せばいいかを考えて話すことで、中国語を話すことにだんだんと慣れていきます。アウトプットをたくさんやることで、ただ「知っている」だけの状態から「使い慣れている」状態に変化していきます。

ひとりごとなら、失敗しても恥ずかしくないし、何度も反復練習できるので、中国語を話すことに慣れていくようになります。

3.瞬発力がつく

知っている単語やフレーズは言えるのに、「中国語を話してみてよ?」と言われた途端、口が止まってしまうなんてことがありませんか?それは中国語の瞬発力が足りないのです。

言いたいことを中国語で話すには、頭の中のイメージを瞬間的に中国語にする力が必要になります。

長い文章じゃなくてもいいから短く、今考えていることをぱっと口に出す。
ぱっと口に出す、口に出す。これを何度も繰り返すことで、瞬発的に話せるようになります。

ひとりごとは、今考えていることを瞬発的に話す訓練になります。
続けていくことで、中国語の瞬発力がかなりつきます。

具体的なひとりごと中国語のトレーニング

カンタンな単語や文法で中国語で説明してみましょう。
自分が知っている単語や文法で、身の回りのことを説明します。
長くなくてもいいので、短い文章で話してみましょう。

台北に行く
我去臺北。Wǒ qù táiběi.

朝ごはんを食べる
我吃早餐。Wǒ chī zǎocān.

テレビを見る
我看電視。Wǒ kàn diànshì.

本を読む
我看書。Wǒ kànshū.

音楽を聴く
我聽音樂。Wǒ tīng yīnyuè.

はじめは1日のうちに10分間。中国語で話してみましょう。

追記:実際の会話シーンを想定した中国語のトレーニング

ひとりごと中国語に慣れてきたら、つぎは実際の会話シーンを想定した中国語の練習をしていきましょう。

実際の会話では、こちらが話したことに対して、相手が返答してきます。

もし、相手が言っていることがわからなかったら、せっかくの会話がそこで終わってしまいます。

そうならないように、会話形式の練習をしておきましょう。

その練習に適している本が、
日常台湾華語会話ネイティブ表現」です。


すべて会話形式なので、会話を想定した練習にもってこいです。

練習しておけば、どんなことを相手が言ってくるかを想定できます。
もし練習とは違うことを話されても対処ができると思います。
なにごとも、練習が大事です。

まとめ:まずはカンタンな挨拶、単語から覚えて話そう

中国語は、発音が難しくて苦労すると思いますが、話せると旅行などでも使えて便利です。

独学で大切なのは、とにかく楽しく勉強を続けるための工夫が大切です。まずは簡単な中国語を覚えて、口にだしてみましょう。

続けるための工夫は、毎日の習慣の中にいれることです。例えば、朝起きたときに顔を洗るとき、歯を磨くときに中国語を使ってみる。

歯磨き中に、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10と数を数えてみる。もしくは挨拶の練習をしてみる。繰り返すことで、確実に上達していきます。

こうすることで、日常の延長の中で始めることができます。なんなく始めることができます。その習慣を続けることができれば、簡単な中国語は取得できます。

ちなみに私のツイッターアカウントでは、中国語について発信していますので、よければフォローしてください。

台湾の中国語(台湾華語)の勉強をはじめたい人は、この本がおすすめ

日本で売っている中国語の本は、そのほとんどが中国本土で使われている中国語になります。

そこで台湾華語の本を読んで、勉強するのが一番オススメです。

私が参考にした本はこちら。


ネイティブの表現なので、シンプルで覚えやすいです。
会話形式なので、会話を想定した練習にもってこいです。
読んで損はないですよ。

読んでみた感想をレビューしています。
【レビュー】『日常台湾華語会話ネイティブ表現』を読んだ感想【シンプルな表現で使いやすい】


台湾華語の文法の公式が60個も書かれています。
これをしっかり読むと、めっちゃ表現が広がりますよ。


シンプルな構成で単語がたくさん掲載されています。
とにかく単語を沢山覚えたい人にオススメです。

追記:ぶっちゃけ台湾の中国語(台湾華語)の独学はむずかしいので、オンライン中国語がおすすめ

ここまで台湾の中国語(台湾華語)の勉強方法を伝えてきました。でも、ぶっちゃけ独学での勉強は、継続が難しいため、途中で挫折するケースが多いです。

私も何年も前から中国語を勉強しようと思っていました。しかし、途中で挫折して、勉強しない期間が長かったです。

私は、1年ほどオンラインで台湾人の先生にみっちりと教えてもらった経験があります。はじめたときは、発音練習が大嫌いでした。でもスパルタの先生のおかげで発音もうまくなり、台湾人にも発音が上手だ!と褒められるようになったんです。

1年間のオンライン中国語の勉強があったからこそ、今でも勉強を継続できています。(教えてくれた先生には、本当に感謝しています)

これが独学だと、「今日はめんどくさいから明日にしよう」とか「発音練習は面白くない」とか言って、ずっと勉強を後回ししていたと思います。独学だと、今のように中国語を上達していなかったですね。

「自習するのが得意です!」という人以外は、マンツーマンで勉強を教えてもらったほうが、上達が早いと思います。

GEOS台湾は、台湾人のネイティブの先生が教えてくれるので、台湾華語の勉強はもちろん、台湾の文化を知ることができます。

どうしようか迷っている人は、体験レッスンがあるので、まずはそこから試してみてください。

↓まずは体験レッスンからはじめてみてください。

【体験記】GEOS台湾のオンライン中国語 7か月やってみた結果

台湾の中国語(台湾華語)を楽しみながら学ぶなら映画がおすすめ

せっかく台湾の中国語(台湾華語)を学ぶなら、楽しみながら学びたいですよね。
そんな方におすすめなのが、ドラマや映画を使った勉強方法です。

日常的に使えるフレーズがたくさんできてくるので、楽しみながら勉強ができます。

おすすめの台湾映画は、
ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど」です。


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実話をもとにした映画です。東日本大震災をきっかけに台湾人の女の子と日本人の男の子の交流がはじまります。映像が素敵なので見ているだけでも楽しめる作品です。

おすすめの台湾ドラマは、
時をかける愛」です。


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台湾華語(中国語)の上達に役立つ勉強方法と中国語学習初心者にも楽しめるおすすめの台湾映画を紹介します。

台湾華語(中国語)の勉強におすすめの台湾映画を紹介します【学習方法も紹介】

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コメント

  1. 台湾に行きたいわん! より:

    私はもともと台湾の文化に興味はありましたが、本格的に台湾が好きになったのは約10年前の、とある台湾の芸能人です。
    そして台湾は、世界一の親日国ですし、日本が好きな人が多いので親近感がわきます。と同時に、台湾と日本にはいろいろ共通点があると思うのです。街並みが似ている…などと言うのもそのうちの1つです。
    今私は大陸の中国語を勉強していますが、中国よりも台湾の方が好きなので、いつかは台湾華語もぜひとも勉強したいと思っています。そして台湾人の友達を作りたいと思っています。

    • こんにちは、芸能人をきっかけに台湾が好きになる方もいますね。台湾と日本は共通点が多く、どこか懐かしい雰囲気がありますよね。
      もし台湾華語を勉強をしたいなら、基礎となる勉強や単語を覚えたら、次は積極的に言語交換をしていくことをオススメします。
      ハロートークという言語交換アプリあります。これは例えば台湾人の方と言語交換する場合、日本語と台湾華語のやり取りをしながら、相互で勉強しあうことができます。
      私も2年ぐらい前から使いはじめて、台湾華語はもちろん。台湾の文化風習を教えてもらったり、おいしいグルメなども教えてもらいました。教科書では知ることができない、リアルなその国の文化を知ることができるのでオススメですよ。

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