高美湿地にツアーで行ってみた！ベストシーズン・行き方・予約方法

2017年9月の台湾旅行で台中にある「高美湿地」に行ってきたおっくんです。

高美湿地に行ったきっかけは、奥さんと台中旅行の計画を立てていた時に行ってみたいねという話になり、行き方を調べていると高美湿地に行くのは大変！と書いてあったので、実際に大変なのか調べてました。

今回は高美湿地の行き方や、ベストシーズン、オススメの時間帯、行ってみた時のことを写真とともに紹介します。行って見たいと思っている人の参考になればうれしいです。

【台湾サイトのウユニ塩湖！】高美湿地を含む台中・格安半日ツアー-KKday.com

高美湿地とは

高美湿地（こうびしっち）は台湾の台中にある湿地帯。現地ではガオメイシーディと呼ばれています。

湿地には絶滅危惧種の動植物が生息しているため野生生態保護区になっています、珍しい渡り鳥の繁殖地になっているためバードウォッチングのスポットとして知られています。近年は鏡面のように反射する光景が見えることから「台湾のウユニ塩湖」と呼ばれ多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。

高美湿地は台中市の中心から約20km西にあり、約300ヘクタールの湿地帯が広がっています、湿地には500メートルの木道を渡してあり、夕方の時間帯には多くの人が押し寄せます。

高美湿地できれいな夕日を見るには、1.干潮と日没の時間が重なる日。2.晴れている日。 3.風がないこと。この3つの条件が重なると美しいな光景を見ることができます。

高美湿地への行き方・アクセス

まず高美湿地への行き方を調べるために行った人の口コミを見てみると、「アクセスが悪いので、行くまでに時間が結構かかる」「帰りが渋滞で大変だった」いう意見が多かったです。実際にどうなのか高美湿地への行き方（アクセス）を調べました。公共の交通機関を利用するとどれぐらい時間がかかるのかまとめています。

台中から高美湿地への行き方

台中から高美湿地に行く方法は、まず台鉄台中駅から清水駅を目指します、所要時間は45分、料金は45元です。ただし午前中は3本に1本しか電車がありません！電車の本数が少ないので乗り遅れると結構なタイムロスです。時刻表を事前に確認する必要があります。

清水駅に到着したらバスに乗り換えて30分。清水駅からバスの時間を乗り間違えるとタイムロスになるので注意。タクシーで行くなら清水駅から高美湿地まで大体300元です。

台北から高美湿地への行き方

台北から高美湿地に行く方法は、台北駅から台中方面行きの台鉄に乗ります。所要時間は2〜3時間。

台中からも台北からも、ムッチャ時間かかるなぁ。。。

率直な意見として

「自力で行くのは時間がかかるし、なんだかめんどくさそう。」

行くの諦めようかなっと思ったけどさらに調べてみると、もっと簡単に行く方法がありました！それはツアーです！

高美湿地はツアーで行く方が簡単

高美湿地は自力で行くのは大変そう。なんとか行く方法がないか調べていると、ツアーで高美湿地に行くプランを見つけました。

内容を見てみると、日本語ができるガイドさん付きだから安心。移動はバス移動だから行くのが楽チン。高美湿地以外にも台中の観光スポットを回ってくれる。（台中國家歌劇院、彩虹眷村、逢甲夜市） 行きたいところばかり！

しかも料金が安かった。2828円です。

値段を見て「お、意外と安いぞ！」と思ったんです。（ツアーってもう少し高いのかと思ってたけど、安くいけるんですね。）

さっそく、サイトから申し込んで見ました。
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高美湿地に行ってみた

KKdayのツアーを利用して高美湿地に行ってみました。バスで高日湿地周辺で降ろしてくれました。降ろしてもらった近くにトイレがあるので済ませておきます。（この後はほとんどトイレなし）

湿地まで続く土手を歩いていきます。とにかくこの道が長いので、疲れにくくて、歩きやすい靴を履いておいたほうが良いですよ。（旅だから！って気合をいれて新しい靴を持ってくるのNGです。靴ずれとかしたらめっちゃ大変なので）

土手の道の横を見てみると、車がちょっとした渋滞になっていました。おそらく地元の人だと思います。高美湿地って、地元の人が車で来るような場所なんだと思うんですよね。観光客がちょいっと行くような場所ではない気がする。

さらに進んでいくと湿地っぽいところが見えてきました。湿地には500メートルの木道を渡してあり一番先のところから湿地に入ることができます、橋には絶景を見ようと長い行列が並んでいるので、少しずつしか前に進めません。

とにかく日差しがまぶしくて、しかも暑い。湿地に入るまで結構な時間がかかるので、汗もめっちゃくちゃかきます。待っている間に気分が悪くなったらいけないので、水分補給はしっかりしておきましょう。

ようやく気道の先端が見えてきました。みんな靴を脱いで湿地に入っていくので、気道の先端にはたくさんの靴、靴、靴。

ここで、あることに気が付きました。あ！事前にサンダルを用意していたのに、持ってくるの忘れてたw。

「ま、いいや。裸足でも入ろうか」ということになり、裸足で湿地に入ってみました。湿地に足を踏み入れてみると、硬めの粘土を踏んづけてるような感じ。もっとドロドロしてるのかと思いましたが、すごく歩きやすい！お水でささっと洗い流せばすぐにきれいになるので、裸足でも問題ありません。

高美湿地の美しさは写真では伝えられないので、実際に行ってみて自分の目で見て、体験した方がいいと思うんですよね。すごく素敵な時間をすごせました。

夕日が沈む前は、さらにまぶしく光り輝きます。おそらく現地の人であろうカメラ小僧たちもこの時ばかりは浮き足立ち、シャッターチャンスとばかり、そこかしこでシャッター音が聞こえてきました。というわけで私も一枚パシャり。

ウェディングドレスとタキシード？　ウェディング用の撮影？

高美湿地を背景にウェディング用の写真を撮ってもらっているカップルがいました。夕日をバックに写真だなんて、なんとも縁起がいいですねーお幸せに。

大分暗くなってきました。夕方以降は寒くなるので早めに切り上げることも大切です。

高美湿地の次に夜市へ行く予定でした。（夜市に到着後に解散、帰りは自力で帰る！）ただ帰りが何時になるのか読めないし、疲れていたので台中駅で途中下車しました。窓の外を見るとかなり暗くなっていました。

高美湿地のベストシーズン、鏡張りを見るなら3月〜10月

高美湿地のベストシーズンは春から秋(3月〜10月)です。なぜこの時期がいいかというと、この時期は水位が下がり、干潟に下りることができます。鏡張りの絶景がみられる可能性が高いです。

逆に条件が揃いにくいのは11月〜2月。この時期は水位が上がることが多いので、湿地に入ることができない可能性があり、さらに日没時間も早くなるので気温も冷たくなります。さらに高美湿地は、風が強く吹くので、冬に行くなら寒くなるので防寒対策をしっかりしていきましょう。台湾は日本よりも暖かいですが、冬はさすがに寒くなりますからね。

高美湿地で絶景を見るための3つの条件

高美湿地で美しい絶景をみるためにはいくつか条件があります。条件が揃っていると絶景をみられるかも？

条件1　干潮と日没の時間が重なる日を選ぶ

高美湿地は、海の湿地帯なので潮の満ち引きがあります。鏡張りの光景が見たいなら干潮の時間帯に行きましょう。夕暮れ時と干潮の時間が重なる日を選ぶようにしましょう。
干潮と満潮は1日に2回あります。（時間が1日ごとに50分ずれる）訪れたい日の日没の時間を調べ、同じ日の干潮の時間が、日没の前後だいたい2時間以内にくるかをチェックしましょう。

満潮、日没時間は、交通部中央気象局ホームページに掲載されています。

満潮、干潮の時刻：交通部中央気象局ホームページ
日没時刻：交通部中央気象局ホームページ

条件2　晴れていること

高美湿地は晴れているときれいな夕日が見れますが、晴れていないと当然きれいな夕日は見られません。雨が降ったら残念ながら諦めてください。雲があったら△です。ダメとは言いませんが、太陽の光があれば、水面に雲が写り込んで幻想的に光景を見ることもできます。ただ天気のことなので運任せの部分が大きいですね。

条件3　風がないこと

水面が鏡のように反射するには、波が立ってないことが重要。高美湿地の近くに風量発電所の風車があるのでわかるかもしれませんが、強い風が吹く場所です。11～2月は風の日が多いので、この時期は避けておきたいところ。もし冬に行くなら防寒対策をしっかりしていきましょう。

3つの条件がすべて満たされた高美湿地は、思わず息を呑む絶景を見ることができるでしょう。

高美湿地で鏡張りの絶景を見に行こう！ベストシーズンや行き方は？まとめ

率直な感想は、今回ツアーを利用したおかげで行きも帰りもストレスなく高美湿地に行けました。帰りに素敵な夕日も見れて大満足です。

高美湿地は自力で行くこともできますが、行った人のブログを見ていると、アクセスが悪いので行くまでに時間がかかる、帰りが混んで大変そうでした。

また夕日まで見るとかなり帰りが遅くなります。台湾は治安がいいですが、夜遅くに出歩くのはあまりオススメしません。（とくに若い女性は）

安全に確実に旅行したいならツアーを利用をオススメします。

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